NISAで買うならこの投資信託|失敗しない選び方

投資で増やす

「NISAの中で何を買えばいいの?」という疑問にお答えします。

NISAは「利益が非課税になるお得な制度」ですが、何を買うかによって成果は大きく変わります。制度を使いこなすには、「中身(=投資信託の選び方)」がカギになります。

※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。ただし、筆者が実際に使用して満足した商品や、信頼できると判断したものだけを紹介しています。


1. NISAは“ただの箱”。大事なのは中身

NISAという制度そのものは、いわば「非課税の箱」です。

でもその箱に、成長しない資産を入れても意味がありません。
利益が出る“中身”を選ぶことが、非課税メリットを最大化するためのポイントです。


2. インデックス投資 vs アクティブ投資 〜どっちを選ぶ?〜

投資信託には大きく分けて2種類あります。

  • インデックス投資信託(市場平均に連動)
  • アクティブ投資信託(市場平均を上回ることを目指す)

私が重視しているのは「インデックス投資」です。
この考えは、名著『ウォール街のランダム・ウォーカー』(バートン・マルキール著)に深く影響を受けています。

この本から学んだ大事なことは:

  • 株価の予測は基本的に不可能
  • 市場の情報はすでに価格に織り込まれている
  • 多くのアクティブファンドは市場平均に勝てない
  • 長期で成功するには「低コストで市場全体に分散投資」するのが合理的

つまり、未来の予測に賭けるのではなく、市場全体に低コストで投資して、長く持ち続ける。これが個人投資家にとって最も現実的な戦略です。

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ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版> 株式投資の不滅の真理 [ バートン・マルキール ]


3. インデックスファンドの選び方【初心者向けチェックポイント】

では、具体的にどんな投資信託を選べばいいのか?
インデックスファンドを前提に、4つの視点で解説します。

(1) 何に投資しているか(=ベンチマーク)

ファンドが連動する指数(ベンチマーク)をチェックしましょう。
地域や市場によって違いがあります:

  • 日本株式:TOPIX、日経225
  • 先進国株式:MSCIコクサイ、FTSE先進国
  • 全世界株式:MSCI ACWI、FTSEグローバル・オールキャップ
  • 米国株式:S&P500、NASDAQ100、ダウ平均
  • 新興国株式:MSCIエマージング・マーケット

まずは「どの地域に投資したいか」を考えるのが第一歩です。


(2) 信託報酬(コスト)

コストは投資信託のパフォーマンスに大きく影響します。
インデックスファンドの場合、信託報酬は0.15%程度が目安。
購入時手数料もゼロが基本です。

長期投資では、コストの差が将来の資産額を大きく左右します。


(3) 純資産総額

ファンドが小さすぎると、途中で繰上償還(=強制終了)されるリスクがあります。
安心の目安は「純資産総額100億円以上」。

資産規模が大きいほど、運用も安定します。


(4) 運用会社の信頼性

人気のシリーズは安定性も高く、投資初心者におすすめです。

  • eMAXIS Slimシリーズ(三菱UFJアセット)
  • SBI・Vシリーズ(SBIアセット)
  • 楽天・全米株式インデックスファンド

どれも低コストで、運用実績も十分です。


4. マネまるが選んでいる投資信託を公開!

私自身は、以下のインデックスファンドを組み合わせて投資しています。

投資地域ファンド名
日本株式eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
先進国株式ニッセイ外国株式インデックス、eMAXIS Slim 先進国株式(除く日本)
新興国株式eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
全世界株式eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

特におすすめは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」。

  • これ1本で先進国・新興国に分散投資できる
  • 各国の比率も自動で調整してくれる
  • コストは常に最安水準
  • 管理がとにかく楽!

もし家族や友人に「NISAでどれ買えばいい?」と聞かれたら、迷わずこれをすすめています。


5. NISAで“やってはいけない投信”にも注意!

以下のような投資信託は、NISAとは相性が悪いので避けましょう。

  • 毎月分配型:利益が再投資されず、複利効果が得られにくい
  • 手数料が高すぎる商品:非課税でもコストが利益を削ってしまう
  • テーマファンド:一時的なブームに乗る商品。高リターンに見えても持続性に欠ける
  • 過去リターンだけで選ぶ:期間の切り取り方で印象操作されていることも

まとめ:NISAは中身が命。選ぶ力が未来を変える

NISAは素晴らしい制度ですが、「どの投資信託を選ぶか」で結果が大きく変わります。
中身の選び方を知っておけば、NISAを通じて資産形成の土台が築けます。

迷ったときは、「低コスト×分散×長期」の3原則を思い出してください。

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