車を持たないという選択は「未来を買う」こと
私はFIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指す中で、「車を持たない」という選択をしてきました。
多くの人にとって、車は「当たり前の支出」かもしれません。就職して最初のボーナスで車を買った、結婚を機に車を持つようになった……そんな話もよく聞きます。
ですが、私にとって車の所有は「自由」を遠ざけるものでした。
車は“高級品”である
日本では車を持つことは珍しくありませんが、維持費を含めると、車はまさに「贅沢品」です。
- 購入費(新車・中古車)
- 駐車場代(月1万〜3万円)
- 自動車保険、車検、税金
- ガソリン代、オイル交換などのメンテナンス費
仮に、月4万円かかるとすると、年間で48万円。10年で480万円です。
✅ シミュレーション:「車を持たなかった場合の資産効果」
仮にその4万円をインデックス投資に回したら、どれくらいの差が生まれるでしょうか?
運用年数 | 年利5%で運用した場合の資産 |
---|---|
5年 | 約270万円 |
10年 | 約620万円 |
20年 | 約1,300万円 |
つまり、「車を持たなかった」というだけで、20年後に1,000万円以上の差が生まれる可能性があるのです。
通勤や日常生活、本当に車が必要?
もちろん、仕事や家庭の事情で車が必要な方もいるでしょう。
でも、以下のように見直せる場合もあります。
- 職場に近いエリアに引っ越す
- 電車・バス・自転車を活用する
- カーシェア、レンタカーを活用する
「本当に車が必要か?」を改めて見直してみてください。
趣味として車を持つのはOK
「車が好き」「車を運転する時間が幸せ」そんな方にとって車は人生を豊かにする道具です。
私が伝えたいのは、無自覚に、なんとなく所有していないか?ということです。
車の所有=生活スタイルが変わる
車を持つことで、生活エリアが郊外に広がり、通勤時間が増え、住宅コストが増えるなど、連鎖的に支出が増えていくことがあります。
車は単体での支出ではなく、「人生全体の設計」に大きく影響することを忘れないでください。
まとめ:自由を得たいなら、車は慎重に
車があると便利です。快適です。
でも、その快適さのために、毎月数万円を払い続ける。そのお金で未来に1,000万円の差が出るとしたら、あなたはどう判断しますか?
車が人生の幸せに直結する人もいます。
でも、「なんとなく」で所有しているなら、それは手放してもいい贅沢かもしれません。
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#自由になるためのお金の話
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