はじめに:固定回線、本当に必要ですか?
多くの家庭で「ネット回線=固定回線(光回線)」が当たり前になっています。
しかし私は、社会人になってからの約10年間、一度も自宅に固定回線を引いたことがありません。
それでも、不便を感じたことはほとんどありません。
むしろ、毎月5,000円〜7,000円の通信費を節約しながら、生活の自由度を高めることができたと感じています。
最近はスマホの通信速度も上がり、「固定回線って本当に必要?」と感じている人も増えています。
私自身も最初は半信半疑でしたが、結果的に「固定回線なし生活」で何も困らなかったのです。
FIRE(経済的自立)を目指すうえで、「固定費の最適化」は最重要テーマ。
その中でも、通信費の削減は即効性が高い支出コントロールの代表格です。
この記事では、
- 固定回線を契約しない理由
- スマホだけで10年間不便なく過ごせた実例
- 通信費シミュレーション
- FIRE的な観点から見た「通信の自由」
を、具体的に紹介します。
通信費の最適化が“自由への第一歩”
最近はスマホの通信速度も上がり、「固定回線って本当に必要?」と感じている人も増えています。
私自身も最初は半信半疑でしたが、結果的に「固定回線なし生活」で何も困らなかったのです。
マイネオ+パケット放題Plus(月1,269円)を使い続けて10年。
固定回線を契約していた場合と比べて、10年間で約60万円、40年で240万円以上の節約に成功しました。
FIREを目指すうえで、「固定費の最適化」はもっとも確実な自由への投資です。
通信費の見直しから、あなたの“経済的自由への第一歩”を始めてみてください。
固定回線をやめた理由:コスパが合わない
まず結論から言えば、自分の生活スタイルに対して、固定回線はコスパが悪すぎたということです。
私の生活スタイルはこんな感じです。
- 平日は朝から晩まで会社
- 帰宅後は読書、スマホでニュースやYouTube
- 休日は公園で遊ぶ、ランニング、外出が多い
つまり、自宅で長時間ネットを使う時間が少なかったのです。
一方で、光回線を契約すると、
- 月5,000〜6,000円
- 初期工事費2〜3万円
- 解約違約金1万円前後
が発生します。
月6,000円 × 12ヶ月 × 10年 = 72万円。
しかも、使っていない時間が大半。
「それならスマホのデータ通信で十分では?」と考えたのがきっかけでした。
実際にやっている通信環境
私の通信環境は、以下のようにシンプルです。
- スマホ:マイネオ+パケット放題Plus 1,269円/月
- テザリング:PC作業時に利用(速度は十分)、you tube視聴時
- 家の中ではWi-Fiルーターなし
マイネオの「パケット放題Plus」は、速度制限時でも最大1.5Mbpsで通信可能です。
この速度があれば、YouTubeの標準画質やWeb会議も問題なし。
実際、動画視聴やクラウド作業もスムーズにこなせています。
在宅勤務が増えた時期もありましたが、テザリング+モバイル回線で問題なしでした。
TeamsやZoomも普通に使えますし、通信速度に困ることはほとんどありません。
実際の通信費シミュレーション
ここで、固定回線を契約する場合とスマホのみの場合で比較してみます。
| 項目 | 固定回線+スマホ | スマホのみ |
| 固定回線(月) | 5,000円 | 0円 |
| スマホ通信料(月) | 1,269円 | 1,269円 |
| 合計(月) | 6,269円 | 1,269円 |
| 年間 | 75,600円 | 15,300円 |
| 10年間 | 75.6万円 | 15.3万円 |
10年間で約60万円の差が出ます。
しかも、どちらも「通信が快適に使える」なら、固定回線を引く理由はほとんどありません。
FIRE視点で見る「通信費」の怖さ
FIREを目指す上で最も大切なのは、固定費を下げて生活水準を維持することです。
通信費も立派な固定費です。
例えば、月5,000円の固定回線を一生払い続けた場合、
5,000円 × 12ヶ月 × 40年 = 240万円。
この240万円を年利4%で運用できていたとしたら、
40年後には約570万円に増えていた計算になります。
つまり、「光回線を契約する=570万円を失う可能性がある」ということです。
FIREを目指すなら、不要な固定費を積み上げない決断力が求められます。
よくある質問と私の回答
Q1. 家族がいる場合はどうする?
家族全員が在宅で動画やゲームを使うなら、固定回線を引く価値はあります。
しかし、一人暮らしや共働きで昼間ほとんど家にいないなら、スマホで十分です。
Q2. データ容量が足りなくならない?
足りています。
外出先ではWi-Fiがある場所を選び、YouTubeなどは画質を下げれば問題なし。
どうしても足りないときは「1GB追加(550円)」で調整可能。
Q3. 通信の安定性は?
テザリングでも安定しています。
オンライン会議中に途切れることも少ないです。
固定回線との差を体感することはほぼありません。
Q4. 通信容量が多いダウンロードはどうするの?
マイネオには「ゆずるね。達成オプション」があります。月10回達成すると翌々月深夜フリーになります。ちょっとした工夫で対応可能です。
「ネット=自由」の時代に
かつて「ネットを使う=家に回線を引く」時代でした。
しかし今は、スマホだけで十分な通信環境が手に入ります。
つまり、固定回線に縛られない=場所にも縛られないということ。
「自由に暮らす」というFIREの本質にも通じます。
- 引っ越しが簡単
- 無駄な工事不要
- 通信費を最小化できる
これらのメリットは、経済的にも時間的にも自由を生み出す重要な要素です。
まとめ:自由を得るために、まずは「通信の自由」から
10年間スマホだけで過ごしてみて感じたのは、
「固定回線がない=不便」ではなく、
「固定回線がある=縛られている」ことのほうが多かった、という事実です。
- いつでも引っ越せる
- 無駄な支払いがない
- 必要十分な通信環境
これだけで、毎年6万円、10年で60万円、40年で240万円の節約。
その分を投資に回せば、将来の自由度は確実に上がります。
FIREを現実のものにするのは、特別な投資術ではなく、
「固定費をコントロールする力」「支出の構造を設計する力」です。
通信費・保険・住居費を最適化すれば、FIREの達成確率は格段に上がります。
通信費の見直しは、その最初の一歩です。
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