はじめに
「毎月のスマホ代が当たり前に1万円…」そんな状況が、私にもありました。
いきなり投資はハードルが高いけど、スマホ代の見直しは誰でもできる節約術。
FIREを目指すと決めたとき、まず最初に取り組んだのが 通信費の見直し です。
結果として、我が家では 年間約20万円の節約 ができました。今回はその実体験をシェアします。
スマホ代が高すぎる理由
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で契約していると、料金が高いのは当然の構造になっています。
- 過剰なギガ(20GB以上)契約
- 通話定額・不要なオプション
- 端末代を分割で支払い
「使っていないサービス」に毎月お金を払ってしまうのが落とし穴です。
私の通信費戦略|格安SIM×テザリング生活
- 固定回線なし:自宅ではスマホのテザリングでPCを利用
- 楽天モバイル(メイン):データ通信無制限 月3,278円
- mineo(節約重視プラン):1GB+パケット放題 月1,650円
合計で月1,650〜3,000円台。
年間10万円以上の節約になっています。
固定回線を手放すメリットと注意点
私は楽天モバイルの無制限データを活用し、自宅でもPCをテザリングで使用していました。
これにより、光回線などの固定回線を契約する必要がなくなりました。
■ メリット
- 開通工事・解約手続き不要
- 回線トラブル時もスマホで対応可能
- モバイルWi-Fiのようにどこでも使える
- 通信費の一本化で家計がスッキリ
■ デメリット
- ネットワークが混雑する時間帯や、極端な大容量通信を行った場合には、速度制限がかかる可能性がある(楽天モバイル)
- 大容量ダウンロードや高画質動画の連続再生はやや不向き
- 家族全員が動画やゲームを多用する家庭には不向きな場合も
格安SIMの選び方|おすすめサービス
■ 無制限系(自宅でも使いたい人)
- 楽天モバイル:実質無制限
- mineo:パケット放題 Plus(最大1.5Mbps)
■ 通信品質・料金バランス型
- 日本通信SIM:コスパ◎
- povo・ahamo:使い方によっては大手の安心感とコストの両立
【高齢の両親でもできた】日本通信SIMへの移行体験談
妻も両親も「難しそう」「自分には無理かも」と最初は不安がありました。
実際、MNPの手続きやAPN設定は「難しい」「不安」と感じる人が多いのです。
ですが、実際には日本通信SIMの1GBプランに移行してみると、拍子抜けするくらいシンプルでした。
- 妻 → 私が手続きと設定を代行
- 両親 → 自分で公式サイトから申し込み、無事に開通
妻と両親は、いずれも日本通信SIMの「1GBプラン」を利用しています。
普段の使い方は「LINEのやり取り」「乗換案内」「Googleマップ」くらいで、動画やゲームはほとんどしません。
この使い方なら1GBでも余裕があり、「月980円で十分足りる」と喜んでいます。
逆に言えば、動画やYouTubeを見ない人は、1GBでも全く困らない というのが実体験からわかったことです。しかも月290円〜980円と格安!
どのSIMにするか悩む方へ
格安SIMは数が多すぎて「どれを選べばいいのか分からない」という人も多いはずです。
そこで、私自身・妻・両親の実体験をもとに、利用スタイル別のおすすめプランを整理しました。
自分がどのタイプに近いかを当てはめてみてください。
利用スタイル別おすすめプラン表
利用者タイプ | 主な利用内容 | おすすめプラン | 月額料金(目安) | 年間節約額(目安) | コメント |
---|---|---|---|---|---|
両親 | LINE、乗り換え案内、検索のみ | 日本通信SIM 1GBプラン | 約290円 | 約10万円(大手キャリア→格安SIM) | シンプルで迷わない。高齢者にも◎ |
妻 | LINE、乗換案内、Googleマップ、検索 | 日本通信SIM 1GBプラン | 約290円 | 約10万円 | 外出時に地図を使う程度なら十分 |
私(過去) | PCテザリング、自宅ネット代替 | 楽天モバイル 無制限プラン+ | 3,278円 | 年間15万円以上(固定回線解約分を含む) | 固定回線を解約しても快適に利用可能 |
私(現在、固定回線有) | YouTube、車のナビ代替など | mineo+povo | 約1,650円 | 約6万円 | パケット放題Plusで動画もOK |
私の両親のように「LINEと地図しか使わない人」は、1GBプランで十分。
「自宅ネットもスマホでまかなう」人は無制限プランが安心です。
我が家と一般的な家庭の通信費比較
項目 | 一般的な家庭(大手キャリア+光回線) | 我が家(格安SIM+テザリング) | 差額(年間) |
---|---|---|---|
妻 | 月7,000円 | 月290円 | 約8万円 |
私 | スマホ7,000円+光5,000円=月12,000円 | 月3,278円 | 約10.5万円 |
家族合計 | 月19,000円(年22.8万円) | 月1,940円(年2.3万円) | 年18.5万円 |
我が家はこの方法で 年間18.5万円の節約 に成功しました。
これは「旅行1回分」や「投資の種銭」に相当します
固定費の削減は「一度やれば効果がずっと続く」ので、FIREや資産形成を考えるならまず取り組むべきポイントです。
投資に回すと
浮いた月15,000円を投資信託に回すと…
- 20年後には 617万円 に!(利回り5%想定)
これはただの節約ではなく、未来の資産づくり に直結します。
(参考:金融庁のつみたてシミュレーター)

👉 投資の始め方はこちらの記事で解説しています:
まとめ|スマホ代は確実に下げられる
- スマホ代+固定回線で月1.5万円 → 格安SIM+テザリングで月3,000円以下に
- 年間10万円以上の節約は“当たり前”に可能
- 浮いたお金は投資・教育費・将来の備えに回せる
「スマホ代の見直し=未来への投資」
一度見直すだけで、FIREに近づけます。
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