私は、39歳でFIRE(経済的自立・早期リタイア)を達成しました。
サラリーマン生活に感じた違和感
新卒でメガバンクに入社。スーツにネクタイ、満員電車、上司の指示に従う毎日。
世間的には「安定した仕事」でしたが、私にとっては息苦しさの連続でした。
「このまま60歳まで働き続けるのか…?」
組織の理不尽なルール、不自然な人間関係、何より「自分の時間をお金に換える」という仕組みに、大きな違和感を覚えていました。
FIREを目指すと決めた日|理想のライフスタイルを思い描く
自分の価値観に素直になる
私は「たくさん稼いでたくさん使う」人生より、「少なく稼いで、自由に生きる」人生に憧れがありました。
そんなときに出会ったのが、アメリカ発祥の「FIREムーブメント」。
「必要最小限の支出で生活し、資産運用によって早期リタイアする」
この考え方に強く共感し、「自分にもできるかもしれない」と思った瞬間から、私の人生の舵は切られました。
FIREに向けてやったこと
① 支出を見直し、生活コストを固定化
最初に取り組んだのは、生活費の見える化です。
- 家計簿を週1回つける
- サブスクや保険の見直し
- 家賃の妥当性を再検討
このプロセスを通じて、
「これくらいあれば自分は幸せに暮らせる」という生活の基準ができました。
② 貯蓄率を高め、運用に回す
次にやったのは、収入の一部を自動で資産運用に回す仕組みづくりです。
- 毎月の投資額を設定(当初は月5万円→月30万円)
- 積立NISA、iDeCo、特定口座で分散投資
- 市場の短期的な動きに振り回されず、淡々と積立
結果として、年収の30〜50%を貯蓄・投資に回すことが可能になりました。
③ 資産が増えるにつれ、「選択肢」が増えた
資産が増えてくると、自然と心の余裕が生まれました。
- 転職や働き方の選択肢が増える
- 生活レベルを上げずに「心の安定」を確保
- 自分の価値観に合わない仕事を断れるようになる
お金の不安が減るほど、人生の選択肢は増えていきます。
FIREを達成して感じたこと
不安はゼロにはならない。でも、自由は手に入った。
FIREを達成した今でも、「完全に不安ゼロ」にはなりません。
でも、自分の時間を自由に使える毎日には、代えがたい価値があります。
なにより選択肢の幅が格段に広がりました。
- 自分がやりたい仕事する
- 子どもとの時間を優先できる
- 心の余白を感じながら暮らせる
実は私は経済的自立(Financial Independence)をしていますが、早期リタイア(Retire Early)はしていません。
社会とのつながりも重要と考えて働き続けています。
これが、私が求めていた「自由な人生」です。
あなたもFIREを目指してみませんか?
FIREは、一部の特別な人だけが達成できるものではありません。
必要なのは、以下の3つです。
- 明確な目的
- 固定費の見直し
- 時間を味方につけた運用の継続
特別なスキルや大きなリスクは不要です。
最初は月1万円の積立でもOK。
家計簿をつけることから始めてもOK。
大切なのは、「目指す」と決めること。
その一歩が、未来の自由をつかむきっかけになります。
まとめ|FIREは人生をデザインする手段のひとつ
FIREはゴールではなく、人生を自分らしくデザインする手段です。
私がFIREを達成できたのは、早い段階で「お金」と「価値観」に向き合ったから。
今すぐ退職しなくてもいい。
副業や転職でもいい。
あなたなりの「自由の定義」を見つけることで、人生は確実に変わっていきます。
🌱 次に読みたい記事はこちら
自由になるためのお金の話
このブログでは、「サラリーマンからでも経済的自由を目指せる」方法を、実体験とともに発信しています。
▼noteでもFIREに関する実体験を連載中です。
👉 noteアカウントはこちら
コメント